皆さん、こんにちは。大田区議会議員の佐藤なおみです。
突然ですが、皆さんにご質問です。日本の空の玄関口、羽田空港は何区にあるかご存じですか?
…もちろん、正解は我らが「大田区」ですよね。
今でこそ当たり前のように言っていますが、実を言うと、栃木県出身の私は上京したての頃、羽田空港が大田区にあるなんて全く知りませんでした。「羽田空港は、独立した“羽田空港”っていう場所でしょ?」くらいに思っていたんです..
先日も地元の友人と電話をしていたら、「今度、羽田空港を使うんだけど、なおみの住んでる大田区って近いの?」と聞かれました。「羽田空港こそが大田区なんだよ!」と伝えると、とても驚いていて。意外と区外の方には知られていないんだなと、改めて感じた出来事でした。
そんなエピソードもあって、私は「大田区」という地名そのものに、ふと興味が湧いたんです。皆さんは、この名前の由来をご存じでしょうか?
実は、大田区という名前が誕生したのは、今から70年以上前の1947年(昭和22年)のこと。
当時は、この地域に「大森区(おおもりく)」と「蒲田区(かまたく)」という二つの区がありました。その二つの区が合併して、新しい一つの区になる際に、それぞれの名前から大切な一文字ずつを取り合うことにしたのです。
もうお分かりですよね?
- 大森区の「大」
- 蒲田区の「田」
この二つの文字を合わせて、新しい「大田区」が生まれました。
この由来を知った時、私はなんだか胸が温かくなりました。二つの地域の歴史と名前を尊重し、手を取り合って新しい区をスタートさせた先人たちの想いが伝わってくるようです。
実際に、歴史と文化の香る大森エリアと、ものづくりの活気にあふれる蒲田エリア。それぞれに全く違う個性と魅力を持つ地域が共存しているのが、この大田区の素晴らしさだと感じています。
地名の由来を知ると、普段歩いている街の景色も、少し違って見えてきませんか?
これからも、議員として活動する中で見つけた大田区の素敵な歴史や魅力を、皆さんとたくさん共有していきたいと思っています。皆さんの知っている「大田区の豆知識」も、ぜひコメントなどで教えてください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
大田区議会議員 佐藤 なおみ
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