皆さん、こんにちは!
大田区議会議員の佐藤なおみです。
私の活動報告や日々の想いを綴っているこのブログですが、今日は少し趣向を変えて、私たちの地域が誇る大切な場所についてお話しさせてください。それは、上池台一丁目に静かに佇む「小池稲荷神社」です。
実は私も、日々の清掃活動などをお手伝いする「小池稲荷神社を守る会」の一員として、ささやかながら神社に関わらせていただいています。今回はその一員として、この神社の持つ歴史と魅力をご紹介します。
江戸時代から続く、地域の心の拠り所
皆さんは、小池稲荷神社がいつ頃からこの地にあるかご存知でしょうか?
その歴史は、なんと江戸時代後期の安政年間(1855年~1860年)まで遡ります。当時この地域に住んでいた方が、京都の伏見稲荷大社から神様をお迎えし、お祀りしたのが始まりと伝えられています。160年以上もの間、このまちの移り変わりを見守り続けてきた、まさに地域の鎮守(ちんじゅ)様なのです。
神社の名前にもなっている「小池」は、かつてこの場所にあった大きな溜池のこと。隣の小池公園にその名前が残っていますよね。人々の暮らしに欠かせなかった水のほとりに建てられ、五穀豊穣や商売繁盛、そして地域の安全を願う人々の祈りを受け止めてきました。
小池稲荷神社 – 動画 –
未来へつなぐ「守る会」の活動
「小池稲荷神社を守る会」といっても、何か特別な組織があるわけではありません。神社の氏子総代の方々や自治会の皆さん、そして「この神社が好きだ」という気持ちを持つ地域の有志が集まった、温かい活動の輪です。
主な活動は、境内の掃き掃除や草むしり、そして例大祭の準備など。私が参加するたびに感じるのは、メンバー一人ひとりの神社に対する深い愛情です。「次の世代の子どもたちにも、この美しい境内を残していきたい」――その一心で、皆が汗を流しています。
この地道な活動があるからこそ、小池稲荷神社はいつでも清々しい空気に満ち、私たちの心を癒してくれるのだと実感しています。
ぜひ、お散歩の途中やお買い物のついでに、小池稲荷神社に立ち寄ってみてください。木々に囲まれて静かに手を合わせると、江戸時代から続く人々の想いや、このまちの歴史の息吹が感じられるはずです。
この大切な場所を守り継いでいくため、私も微力ながら活動に参加して参りたいと思います。
大田区議会議員 佐藤 なおみ
小池稲荷神社 – MAP –
小池稲荷神社 – Gallery –
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