みなさま、こんにちは。大田区議会議員の佐藤なおみです。
失業、収入の減少、物価の上昇、子育ての負担など、様々な理由で日々の生活に不安を感じていませんか。大田区では、そのような状況にある方々を一人ひとりの状況に合わせて支えるため、公的な支援制度を用意しています。
このご案内は、あなたが必要な情報を見つけやすいよう、**「まず相談する場所」「状況別の支援」「共通の支援」**に分けて構成しています。一人で悩まず、まずはご相談ください。
1. まずはこちらへ:暮らし全般の総合相談窓口
どこに相談すればよいか分からない、複数の悩みを抱えている、という場合は、まずはこちらにご連絡ください。
- 窓口:大田区生活再建・就労サポートセンターJOBOTA(ジョボタ)
- 内容:専門の支援員が、仕事、家計、住まい、家族のことなど、生活全般の困りごとを無料で一緒に整理し、解決に向けた具体的なプランを考えます。
2. あなたの状況に合わせた支援のご案内
ご自身の状況に近い項目をご覧ください。
【A】仕事を失った・収入が減ってお困りの方へ
- 就労準備支援
「すぐに働くのは不安」「コミュニケーションが苦手」という方のために、就労に向けたトレーニングや体験の機会を提供します。 - 住居確保給付金
離職などにより家賃の支払いが困難な方へ、原則3か月分の家賃相当額を支給します(収入などの条件があります)。 - 一時生活支援事業
住まいを失った方へ、一時的な宿泊場所と食事を提供し、その後の生活準備を支援します。
【B】子育て中のご家庭・ひとり親家庭の方へ
- 学習・居場所支援
学習習慣の定着や食事、体験活動の機会を提供する**「わくわくほーむ」や、地域の「こども食堂」**など、子どもが安心して過ごせる場所があります。 - 経済的支援
児童扶養手当や児童育成手当など、子育て世帯の家計を支えるための各種手当制度があります。 - ひとり親家庭への重点的な支援
- 医療費の助成:マル親医療証により、医療費の自己負担分が助成されます。
- 保護者のキャリアアップ支援:看護師などの国家資格取得を目指す期間の生活費を支援する「高等職業訓練促進給付金」や、指定講座の受講費用を助成する「自立支援教育訓練給付金」を利用できます。
- 各種優遇措置:児童扶養手当の受給世帯は、JR通勤定期の割引や都営交通の無料乗車券などの制度を利用できます。
3. すべての方へ:日々の生活を支える共通の支援
上記A・Bの状況に関わらず、多くの方が利用できる可能性のある支援です。
- 家計改善支援
家計の状況を見直し、立て直しに向けたアドバイスや各種制度の利用案内を行います。(相談窓口:JOBOTA) - フードパントリー(食料支援)
大田区社会福祉協議会が中心となり、無料で食料の提供を行っています(利用には条件があります)。 - 生活保護制度(最終的なセーフティネット)
様々な支援を活用しても生活が困難な場合に、国が定める最低限度の生活を保障する制度です。お住まいの地域を管轄する生活福祉課が相談窓口です。
最後に、区議会議員として
このご案内は、大田区が実施している公的な支援制度をまとめたものです。
しかし、制度の利用をためらってしまう、あるいは制度の対象からわずかに外れてしまうなど、公式な支援だけでは解決できないお悩みがあることも、日々の活動で伺っております。
私、佐藤なおみは、そうした皆さま一人ひとりの声に耳を傾け、誰もが安心して暮らせるまちづくりを目指しています。区政に対するご意見やご要望、日々の暮らしの中でお困りのことがございましたら、どうぞお気軽に、いつでもご連絡ください。
大田区議会議員 佐藤なおみ
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