皆さま、こんにちは。
大田区議会議員の佐藤なおみです。日頃より区政へのご理解とご協力、誠にありがとうございます。
地域の皆さまとお話しする中で、今年の春から始まったプラスチックの一括回収に伴い、「ペットボトルの出し方が新しくなったのね」といったお声をいただくことが増えました。
新しいルールは少し複雑に感じられるかもしれませんが、これは未来の環境を守るための大切な一歩です。今回は、皆さまからご質問をいただくことも多いペットボトルの分別について、改めて解説させていただきます。
新しい分別ルール「3つに分けて、2つの曜日へ」
一番の変更点は、ペットボトルを**「本体」「キャップ」「ラベル」の3つのパーツに分け、それぞれ決められた曜日に出していただく**ことになりました。
皆さまにはお手数をおかけしますが、このひと手間が、リサイクルの品質を大きく向上させます。
【分別手順】
- キャップとラベルを本体からはずす
- 本体の中を軽く水ですすぐ
- 本体を横方向につぶす
そして、ここが最も重要な点ですが、分けたパーツは出す曜日が異なります。
パーツ | 回収日 | 出し方 |
ペットボトル本体 | 資源の日 | 中身の見える袋に入れて出してください。 |
キャップとラベル | プラスチックの日 | 他のプラスチックごみ(お菓子の袋、食品トレイなど)と同じ袋にまとめて出してください。 |
お住まいの地域の収集曜日は、区のホームページや配布されているカレンダーでご確認いただけます。
対象となるペットボトルについて
リサイクルの対象は、リサイクルマーク(三角形の中に「1」と「PET」) が付いている、飲料用や特定調味料用(しょうゆ等)のボトルです。
油が入っていたボトルや、シャンプーの容器などは素材や汚れが異なるため、対象外となります。表示をご確認の上、それぞれ指定された方法での排出にご協力をお願いいたします。
区の回収だけではない、地域の皆さまのご協力
区の集積所回収のほかにも、地域のスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの事業者の皆さまが、店頭にリサイクルボックスを設置してくださっています。
こうした地域の皆さまのご協力にも、心より感謝申し上げます。お買い物のついでなどを利用して、これらの「拠点回収」もぜひご活用ください。
大田区が目指す、未来のリサイクル「ボトルtoボトル」
皆さまにご協力いただいて回収されたペットボトルが、今、大田区ではどう生まれ変わっているかご存知でしょうか。大田区は、回収したペットボトルを再び新しいペットボトルに再生する**「ボトルtoボトル」**という、先進的な水平リサイクルを推進しています。
これは、石油から新たな製品を作るのに比べ、CO2排出量を大幅に削減できる、非常に環境に優しい取り組みです。私、佐藤なおみも、こうした質の高いリサイクルを議会の立場からもしっかりと後押ししてまいります。
日々の暮らしの中での一手間は、決して小さなことではありません。皆さま一人ひとりの正しい分別へのご協力が、この先進的なリサイクルを支え、大田区の、そして地球の未来の環境を守る大きな力となります。
区政について何かお気づきの点、ご意見などがございましたら、いつでもお気軽に私、佐藤なおみまでお声がけください。今後とも、ご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
大田区議会議員 佐藤 なおみ
ご意見やご相談はこちら
佐藤なおみへのお問い合わせ