大田区お役立ち情報

大田区における子ども手当の劇的な拡充と高校生世代への多角的な支援制度の現状について

大田区議会議員の佐藤なおみです。

新しい年を迎え、冷え込みも一段と厳しくなってまいりましたが、区民の皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのことと拝察いたしますとともに、日頃より区政に対する多大なるご理解と温かいご支援を賜っておりますことに、一人の議員として、またこの街に暮らす一人の母として心より厚く御礼申し上げます。

私事ではございますが、わが家にはこの春に高校生となった1年生の娘がおりまして、毎日重いリュックを背負って通学する後ろ姿を見送るたびに、その成長を頼もしく思う一方で、義務教育という大きな区切りを終えたことで、これまで受けてきた公的なサポートが途絶えてしまうのではないかという漠然とした不安や、急激に増大する教育費への戸惑いといった、同じ世代のお子様を持つ保護者の皆様が抱える切実な悩みについても、一人の母親として全く同じ目線で向き合っております。

かつては中学生を卒業した瞬間に児童手当の支給が終了し、医療費の助成も打ち切られるという、いわゆる「15歳の壁」が立ちはだかり、最も家計への負担が重くなる時期に支援がなくなるという矛盾が長らく放置されておりましたが、現在の大田区においては、2024年10月の抜本的な制度改正を経て、高校生世代に対しても多面的な恩恵が用意されており、それらを適切に活用していただくことがご家庭の安心と子供たちの輝かしい未来に繋がると確信しております。

児童手当の拡充と所得制限の撤廃

まず、高校1年生のお子様がいらっしゃるご家庭が現在受けている最も大きな恩恵として挙げられるのが、2024年10月から施行された児童手当制度の歴史的な改正でありまして、これまで中学生までが対象であった支給期間が、高校生年代である18歳年度末まで正式に延長されたことにより、わが家のような高校1年生の家庭にも、原則として月額1万円の支給が継続されることとなりました。

さらに特筆すべき点は、長年多くの現役世代から不満の声が上がっていた所得制限が完全に撤廃されたことでありまして、これにより、どのような収入状況にあるご家庭であっても、等しく社会全体で子供を育てるという理念が具現化されましたし、さらに第3子以降のお子様については月額3万円へと大幅に増額されるなど、多子世帯への配慮も劇的に強化されたことは、家計を預かる身として非常に心強い変化であると言わざるを得ません。

私自身が議員活動を通じて、これまで数え切れないほど耳にしてきた「所得制限によって支援を受けられないことが子育てへの疎外感を生んでいる」という悲痛な訴えが、ようやく政治を動かし形になったことは非常に感慨深く、高校生という最も教育費がかさみ始める時期に年間12万円という安定した現金給付が保障されることは、制服の買い替えや教材費、あるいは通学定期代といった具体的な支出に直結する大きな支えになっているはずであります。

018サポートによる継続的な支援

児童手当に加えて、東京都内に住む子供たちだけの特別な恩恵として大きな役割を果たしているのが、東京都が独自に実施している「018(ゼロイチハチ)サポート」という画期的な制度でありまして、これは都内に居住する0歳から18歳までのすべての子供に対して、所得に関係なく月額5000円を支給するという、全国に先駆けた取り組みであります。

高校1年生ともなれば、スマートフォンの通信費や部活動での遠征費用、あるいは友人と過ごす放課後の時間など、子供自身の活動範囲が飛躍的に広がり、それに伴う交際費や自己研鑽のための支出が増大する時期でありますが、この月額5000円という金額は、そうした高校生特有のニーズを補填するのに非常に適した規模であり、わが家においても娘が自らの将来のために貯蓄したり、必要な参考書を自ら選んで購入したりする際の原資として、非常に有効に活用されている実感がございます。

大田区と東京都が連携して進めるこうした複数の給付制度を合わせますと、高校1年生のお子様がいるご家庭では、年間で合計18万円もの経済的支援を受けることが可能となっておりまして、これが3年間の高校生活全体で見れば54万円という多額の資金となることは、将来の大学進学や資格取得、あるいは海外留学といった夢を実現するための準備金としても極めて重要な意味を持つものであります。

医療費助成制度「マル青」の役割

経済的な現金給付と同じくらい、日々の生活の安心感を支えているのが大田区における高校生等医療費助成制度、通称「マル青(まるあお)」であり、これは高校生世代の子供が医療機関を受診した際の保険診療の自己負担分を区が助成することで、窓口での支払いを原則として不要にするという、極めて手厚い保健福祉制度であります。

高校生は身体も丈夫になり、病院へ行く機会も減ると思われがちですが、実際には激しい部活動による骨折や捻挫といったスポーツ外傷や、慣れない満員電車での通学からくる精神的な疲労、さらには現代特有の近視の進行や将来を見据えた歯科治療の必要性など、医療の必要性はむしろ多角化しており、所得制限なしでこの助成を受けられることは保護者にとって経済的なメリット以上に、「いつでも躊躇なく適切な医療を受けさせられる」という大きな精神的安心感に繋がっております。

私自身も、娘が急な体調不良を訴えた際に、この青色の医療証がお守りのように手元にあることで、夜間診療や専門医への受診を迷わず決断することができましたし、こうしたきめ細かな支援が大田区の子育て環境を支える土台となっていると自負しておりますが、もしお手元に医療証が届いていない、あるいは申請が漏れているという方がいらっしゃいましたら、せっかくの権利を逃すことのないよう、早急に確認が必要ですのでぜひ私までお声がけください。

私立高校無償化と教育格差への対策

高校1年生という学年は、将来の進路をより具体的に描き始める時期でもあり、都立高校のみならず私立高校を選択されるご家庭も多い中で、授業料の負担は避けて通れない大きな壁となっておりますが、東京都による私立高校授業料の実質無償化制度の拡充により、年収に関わらず一定額までの支援が受けられるようになったことも、教育の機会均等を守る上での大きな前進であります。

しかしながら、授業料以外の入学金や施設維持費、あるいは学校指定の用品代や修学旅行の積立金といった諸費用は、依然として重い負担として家計にのしかかっており、大田区としてもこうした教育格差が子供たちの可能性を狭めることのないよう、独自の給付型奨学金の拡充や学習支援塾の運営補助、さらには受験生に対する受験料の助成など、あらゆる角度からソフト面での対策を強化していく必要があると考えております。

子供たちが家庭の経済状況に左右されることなく、自らの意志で学びたいことを学び、なりたい自分を目指せる社会こそが、健全な自治体の理想像であり、私は一人の議員として、教育への投資を将来への投資と位置づけ、予算編成の場においてもしっかりと意見を言えるように、そしてすべての子供たちに光が当たる政治を実現していけたらと思っております。

若者の居場所づくりと孤独対策

手当や助成金といった経済的な支援は、生活の基盤を整えるために不可欠なものではありますが、それと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なことは、高校生という多感で繊細な時期にある子供たちが、学校でも家庭でもない第三の居場所、いわゆる「サードプレイス」を確保できる環境を地域の中に創り出すことであります。

大田区内には多くの児童館や青少年施設が整備されておりますが、高校生が気軽に立ち寄り自習をしたり友人と静かに語り合ったりできるスペースは依然として不足しており、既存の公共施設の開館時間を延長し放課後の居場所として開放することや、Wi-Fi環境が完備された若者専用のワークスペースを設置することなど、時代に即した若者支援のあり方を私は検討し前に進めるべきだと考えております。

また、SNSを通じたトラブルやいじめ、不登校といった課題に対しても、行政が迅速かつ柔軟に対応できる体制を整えるべく、スクールカウンセラーの配置拡充や、LINEを活用したオンライン相談窓口の周知を図っており、子供たちが孤独を感じることなく地域全体から温かく見守られているという実感を持てる街づくりを、皆様と共に推進していきたいと考えております。

物価高騰に対する区独自の緊急支援

昨今の円安やエネルギー価格の激しい上昇に伴う物価高騰は、家計を直撃しており、これまでに挙げた児童手当や各種助成金による恩恵をかき消してしまうほどの影響を及ぼしていることは、疑いようのない事実であり、一刻の猶予も許されない喫緊の課題として捉えなければなりません。

大田区議会におきましても、こうした緊急事態に対応すべく、区独自の臨時給付金の検討や、学校給食費の完全無償化の継続、さらには地域経済を活性化させつつ家計を支えるデジタル地域通貨の活用など、多角的な緊急経済対策を議論しており、一過性のパフォーマンスではない、地に足のついた持続可能な支援策を模索し続けております。

佐藤なおみは一人の主婦として、スーパーでの買い物や光熱費の請求書を見て感じたその切実な痛みを、自身の政治活動の原点とし、行政が今なすべきことは何か、蓄積された基金をどこに優先的に振り向けるべきかをチェックし、真に支援を必要としている方々に早く手が差し伸べられる仕組みを構築する取り組みを進めて参りたいと思います。

次世代に誇れる大田区の未来に向けて

高校1年生という、子供から大人へと移り変わる美しくも危うい時期を過ごす若者たちが、その無限の才能を存分に発揮し、この大田区に生まれて良かった、この街で育って良かったと心から思える未来を創ることは私たち大人の、そして政治家の責務に他なりません。

私はこれからも、一人の母親としての感覚を研ぎ澄ませながら制度の隙間に取り残されてしまう小さな声や、誰にも言えずに抱え込んでいる孤独な悩みに寄り添い、それらを一つひとつ丁寧に政策へと昇華させることでこの街に暮らす喜びを皆様と共に分かち合いたいと願っております。

子育てに関する制度の詳細は非常に複雑で分かりにくい点も多々あるかと思いますし、また個人的なご家庭の事情により、どこに相談すればよいか戸惑う場面もあるかと存じますが、どのような些細な疑問や不安であっても、一人で抱え込まずに私まで届けていただければ、皆様の伴走者として誠心誠意対応させていただきます。

私はこれからも現場第一主義を貫き、区民の皆様の暮らしの現場に足を運び、そこで得た知見を発信し続けることで大田区の未来をより明るくより確かなものにしていくために捧げてまいる所存でございます。

お困り事が生じたい際は何事にもわたし佐藤なおみにご相談ください。

大田区議会議員 佐藤 なおみ

ご意見やご相談はこちら

佐藤なおみへのご意見やご相談はこちら

佐藤なおみへのお問い合わせ

 

関連記事

佐藤なおみ YouTubeチャンネル

お知らせ一覧
  1. 大田区で子どもの遊び場の自由を拓く:ボール遊びの確保と花火解禁への挑戦

  2. 大田区における子ども手当の劇的な拡充と高校生世代への多角的な支援制度の現状について

  3. 大田区の公園に関する苦情や相談をどう解決するか?|夜間の騒音・たばこ問題と現場で見えてきたルールの限界

  4. 大田区の民泊問題と私たちの暮らし|「特区」の理想と現場で起きている苦情の現実に向き合う

  5. 大田区で保育園を目指す皆様へ|「就労証明書」という一枚の書類に込める親子の未来と現場の願い

TOP