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大田区の公園に関する苦情や相談をどう解決するか?|夜間の騒音・たばこ問題と現場で見えてきたルールの限界

こんにちは、大田区議会議員の佐藤なおみです。

大田区の公園は、昼間は子どもたちの明るい笑い声が響く憩いの場ですが日が落ちるとその表情は一変します。日々、区民の皆様とお話しする中で寄せられる「苦情や相談」の多くは、実は看板に書かれたルール以前の「夜中の騒音」や「マナーを無視した喫煙」といった切実な生活環境の問題です。

私は議員1年目に「こども文教委員会」で教育環境を学び、現在は「健康福祉委員会」の委員として地域の公衆衛生や安全な暮らしを守るために活動しています。こうした経験から、公園の問題を単なる「個別のトラブル」ではなく大田区全体の住みやすさの指標として捉えています。

今回は、特にご相談の多い事例と現在取り組んでいる三丁目公園でのたばこ対策を例に公園トラブルの解決策を詳しく解説します。

1. 公園の相談「二大トップ」は夜中の騒音とたばこ

公園の入り口にある看板には「ボール遊び禁止」や「花火禁止」などのルールが書かれています。しかし、実際にお困りの声として届くのは、そうした明文化されたルール以上に、「現場のモラル」に関わることがほとんどです。

① 夜中の騒音:眠れない夜をどう防ぐか

「深夜、若者が集まって大声で騒いでいる」「ベンチでお酒を飲んで盛り上がり、話し声が筒抜けになる」。こうした夜間の騒音は、近隣にお住まいの方にとって最も解決が難しい苦情の一つです。公園は公共の場であるため、24時間立ち入りを制限することは困難です。しかし、睡眠を妨げられる苦痛は、健康福祉の観点からも看過できない問題です。これは警察や区のパトロールとの連携を強化し実効性のある見回り体制の構築が実現したらと考えております。

② 隠れた喫煙:ルールはあるのに守られない現実

「公園内禁煙」のルールは周知されているはずですが植え込みの影や夜間の暗がりでの喫煙が後を絶ちません。
特に最近、三丁目公園をご利用の区民の方から「たばこの煙と吸い殻に困っている」という具体的なご相談をいただきました。吸い殻のポイ捨ては、清掃の問題だけでなく小さなお子様の誤飲や火災のリスクも孕んでいます。ルールがあるのに守られない状況を、どう改善していくべきか。これは行政の「監視」だけでなく、地域の「目」をどう育てるかの課題でもあります。

2. 【実録】三丁目公園のたばこ相談と行政への働きかけ

今回、三丁目公園の件で私が行っている対応をステップに沿ってご紹介します。皆様の地域で同様の問題が起きた際の参考にしてください。

ステップ1:現場の証拠確認

ご相談を受け、すぐに三丁目公園の現場調査を行いました。どの場所に吸い殻が集中しているかどの看板が死角になっているかをチェックし、状況を確認してみました。

ステップ2:行政当局への具体的提案

大田区の公園管理課に対し、以下の3点を中心に交渉を行っています。

1. 看板の再配置
 喫煙者が集まりやすい場所によりインパクトのある「禁煙」表示を設置すること。
2. 植え込みの剪定
 「隠れて吸える場所」をなくすための環境整備の工夫。
3. 巡回の時間帯指定
 苦情が多い時間帯に合わせたピンポイントなパトロールの実施。

ステップ3:継続的なウォッチ

一度の対策で終わらせず、その後状況が改善されたか相談者の方と連絡を取り合いながら「解決」まで伴走します。

3. 「ボール遊び」はルールが書いてあるけれど

一方で、昔からの定番の苦情である「ボール遊び」についても実は根深い問題があります。
「ボール遊び禁止」と書いてあっても、子どもたちは遊びたい。でも、高齢者の方や小さなお子様を連れた方は、ボールが飛んでくるのが怖い。この「遊びの権利」と「安全の確保」の衝突はルールが書いてあるからこそ逆に解決が難しくなっている側面があります。

私はこども文教委員時代、子どもたちの「遊び場不足」も深刻な問題だと感じてきました。単に禁止するのではなく「この公園のこのエリアなら柔らかいボールはOK」「この時間は静かに過ごす時間」といった、地域ごとのローカルルールを住民同士で納得して作っていくプロセスを支援したいと考えています。

4. 大田区の公園を「苦情の場」から「交流の場」へ

公園に寄せられる苦情や相談は、実はその地域の「歪み」を教えてくれる貴重なサインです。

* 街灯が暗いという相談は防犯対策の必要性を教えてくれます。
* ゴミが散乱しているという相談は清掃ボランティアへの支援の不足を教えてくれます。

私は、様々な委員会活動を通じ公園を「地域の健康拠点」としてアップデートしていきたいと考えています。例えば、高齢者の方が使いやすい健康遊具の設置や、障がいのある子もない子も一緒に遊べるインクルーシブな遊具の導入。こうしたポジティブな変化を起こすことで、自然と「みんなの公園を大切にしよう」というマナー意識が醸成される、そんな好循環を目指せたらと考えております。

5. 最後に:佐藤なおみへ「現場の声」を届けてください

大田区の公園をめぐる問題は、一朝一夕には解決しません。しかし、三丁目公園のたばこ問題のように一人の区民の方の「勇気ある相談」が行政を動かし、街を変えるきっかけになります。

「夜中の騒音がうるさくて眠れない」
「たばこの煙から子どもを守りたい」
「公園のルールについてもっと柔軟に考えてほしい」

どんな小さなことでも構いません。皆様が抱える「苦情」や「相談」を、佐藤なおみにお聞かせください。議員になったばかりのころの初心を忘れず、現場の空気をしっかりと感じながら大田区の空の下に広がる公園がすべての人にとって心地よい場所になるよう取り組んでまいります。

大田区議会議員 佐藤 なおみ

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